近年、動物を取り巻く環境は多様に変化しています。動物を飼育する側のライフスタイル、例えば生活サイクル、住環境など様々です。
動物を飼育するに際してまず考えてみたいのが、自分たちのライフスタイルの中では、どんな動物飼育が可能か、または適切かという点です。動物を飼う前に書籍等の情報に目を通し、家族全員で話し合ってみることが大切です。
飼育する側の問題ばかりではありません. ここ埼玉県の気候や風土に適さない動物がいることも忘れてはなりません。そして周囲に迷惑を及ぼすことのない動物の飼育を選択していかなければなりません。
その他、集合住宅や一戸建てに限らず、人獣共通感染症予防のための各種予防接種、外部寄生虫の駆除なども忘れてはいけません。
犬の飼い方
犬は群で生活する動物です。群の中にはリーダーと序列が存在します。群は家族であり、序列は家族→犬の順に形成されなければ群の秩序は保てません。特に小さなお子さまや高齢者のいる家庭では、大切な事です。
また、犬は体重2キログラム程のものから50キログラムを超えるものまで様々です。運動には平面を必要とし、むだ吠えの防止やトイレなど色々なしつけを必要とします。運動量や飼育スペースも考慮しなければなりません。
猫の飼い方
猫は犬とは違い、群を作らず生活します。やや個人主義的な動物といった所でしょうか?
運動には広いスペースを必要としませんが、高低差のある遊び場が必要です。犬に比べてしつけの数も少なく、一見飼育しやすそうですが、厄介な習性も持ち合わせています。
本来、夜行性の動物であるが故の夜の大運動会、爪研ぎ、マーキングといった行為がそれにあたります。
もう少し詳しく知りたい場合は
動物のしつけ
動物をしつける上で最も大切な事は、信頼関係の構築です。
動物に対する愛情がなくては、しつけは始まりません。しつけとは、人間社会の中で動物たちが共存していくための、一つのお約束事です。叩いても、怒ってもしつけはできません。悪いことは繰り返し言って聞かせ、繰り返し止めさせることです。また良いことをしたときには、上手に大げさに誉めてあげることが基本です。