動物のしつけに関する質問

家族が食事をしていると、ほしがって仕様がありません。何か良い方法はありませんか

犬は一度習慣になりますと、それを変えない習性があります。
ほしがるままにほしがるものを与えてしまうと、またもらえると期待します。
しかし、欲しがってももらえないとわかると、欲しがらなくなるものです。
家族全員で協力して、決して与えないようにすると、欲しがらなくなります。
これは犬の健康上、重要ななしつけですので、がんばってみてください。

他人やほかの動物とも仲良しになれる方法ってありますか

犬の生後1〜3ヶ月、猫の生後1~2ヶ月を 「社会化期」といいます。
この時期に犬や猫は世の中のいろいろな出来事に慣れ、人に慣れ、他の動物に慣れていきます。
この時期を少数の家族だけの世界で閉じこもって生活すると成長してから他の動物や家族以外の人に対して慣れない神経質な性格になってしまいます。
生後1ヶ月や2ヶ月では、予防注射が完全には終わっていないので、戸外を自由に散歩という事はできませんが、天気の良い日などは飼い主さんに抱いてもらってなるべく外出し、周りのいろいろな環境を経験させると良いのです。
予防注射が全てすんだら、多くの犬と合わせて、楽しい社交生活を楽しんでください。

どうして、ほえない犬がいるのですか

特殊な例として、バセンジ−という犬種はあまり鳴かない(ほえない)ようです。
嬉しいときはヨ−デルのように響く独特の声を出すそうです。
ただ基本的に犬はほえます。
多少の差は確かにありますが、ほえるのは感情表現でうれしい、怖い、警戒など色々な意味があります。
以前は、防犯のために犬を飼う人が多く、ほえない犬は好ましくないとされていましたが、最近では、無駄にほえて近所迷惑になるケ−スがほとんどです。
飼い主さんは、犬がほえている意味をよく理解してあげることが大切です。
ほえない犬(無駄吠えしない犬)は、まず健康で、安心できる飼育場所と栄養的・量的にも充分な食餌を与えられ、毎日、適度な散歩に連れて行ってもらえること、そして、なによりも飼い主さんとの強い信頼関係が存在している幸せな犬なのかもしれません。

会員ページログイン

ID・パスワード入手方法は会報をチェック!

  • 女性獣医師応援ポータルサイト

獣医師会について

活動案内

獣医師の仕事

ペット関連情報

野生動物関連情報

入会案内